おもちゃラボ

Unityで遊びを作っていきます

マトリョーシカの歴史

マトリョーシカといえば、ロシアを代表する玩具ですね。しかし、この玩具の起原はなんと日本にある(かもしれない)のです。

江戸時代の末期、信州地方ではお弁当箱が入れ子になった「入れ子弁当箱」が使われていました。1844年に信州から箱根へと出てきた職人さんが、この「入れ子弁当箱」のアイデアをもとにして、「十二たまご」と呼ばれるタマゴ型の容器が入れ子になったおもちゃを作ります。

一方で、箱根には室町時代から伝わる七福神参りが存在しています。七福神をかたどった置物は当時から人気がありましたが、いかんせん7体もいるのでかさばります。そこで「十二たまご」のアイデアと組み合わせて、七福神の置物を入れ子にしたものが作られます。これは箱根の入れ子細工とよばれ、現代まで受け継がれています。

この七福神の入れ子細工をロシア人の修道士が購入して、自国に持ち帰りました。これがもとになり、ロシアでマトリョーシカが作られるようになります。1900年にはパリ万博に出展され、ロシア各地で様々なマトリョーシカ人形が生産されるようになりました。