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確かな力が身につくC#「超」入門を出版しました

2冊目の参考書「確かな力が身につくC#「超」入門」が7/26に出版されました!なんやかんやで1年間かかりました〜

確かな力が身につくC#「超」入門 (Informatics&IDEA)


さて、肝心の参考書の中身の話を少しさせて下さい。書名からわかると思いますが、なんとC#の入門書です。この本は次の3部構成になっています。


第1部: C#の文法とVisual Studioの使い方
第2部: オブジェクト指向の基礎
第3部: Visual C#を使ったWindowsアプリの作成

このように純粋に文法を突き詰めた本ではないのでご注意ください・・・!

各130ページぐらいずつで、合計400Pになります。想定よりも分厚くなってしまいました・・・では、それぞれの内容を簡単に見ていきましょう。

C#の文法とVisual Studioの使い方の章

まずはC#の文法の基礎から始まります。if文やfor文、メソッドの使い方などを説明しています。

「文法は分かったけど使いドコロが分からん!ということにならないよう、本書ではゲームを例にして「使いドコロ」に重点を置いて説明しています。
 
 
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オブジェクト指向の基礎の章

オブジェクト指向の章では、オブジェクト指向を使うときに最もつまづきやすい「クラスの作り方(設計方法)」についてしっかりと説明しています。

f:id:nn_hokuson:20170727194343p:plain:w150(注)本書にネコは出てきません


オブジェクト指向でもゲームを例にしてサンプルプログラムを作ります。ゲームを例にすることで、どうやって考えれば簡単にクラスを抽出できるか?がちゃんと理解できるようになっています。


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また、オブジェクト指向といえばカプセル化・継承・ポリモーフィズムですね。本書でも使いドコロと合わせて詳しく解説しています〜

それぞれ、ゲームを作りながら「なぜこの機能を使うと便利なのか」がしっかりと学べる内容になっています。


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Visual C#を使ったWindowsアプリの作成の章

最後の章では、これまで学んできたC#の知識、オブジェクト指向の知識を使ってVisual C#を使ったWindowsアプリケーションの作り方を解説しています。

一見難しそうに見えるWindowsアプリケーションもイベントハンドラの役割を中心に、3ステップで作成できる方法を紹介しているので、ぜひ参考にしてみて下さい。


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確かな力が身につくC#「超」入門は、これからC#の学習を始めたいかたや、WIndowsアプリケーションの作り方まで一通りの知識を身に着けたいかたには、良き入門書になると思います。

説明していない文法項目も多くありますが、そのぶん分かりやすさに重点を置いて説明していますので、ぜひ本屋で一度手にとっていただけると嬉しいです。

f:id:nn_hokuson:20170727194152p:plain:w200(注)本書にネコは出てきません!(笑)