おもちゃラボ

Unityで遊びを作ってます

「Unity5の教科書」を出版しました!

6月末日に、Unityの参考書「Unity5の教科書 2D&3Dスマートフォンゲーム入門講座」を出版しました!


祝「Unity5の教科書」発売!


で〜〜ん!!!!


Unity5の教科書 2D&3Dスマートフォンゲーム入門講座 (Entertainment&IDEA)


初めての出版ということで
iPhoneアプリやLineスタンプのリリースとは違った大変さがありました。


なんといっても、リリース後にアップデート出来ないという恐怖(笑)

本屋さんにもちゃんと並んでいます!


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ここではちょっとだけ本の内容を紹介したいと思います〜


「Unity5の教科書」は全部で8章あります。

1章では「Unityの使い方」
2章では「C#の基礎」

を紹介しています。

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あ、は表紙だけじゃなくて

Unityの説明やゲーム中など、いたるところで出現します(笑)

果てしない猫への愛!



3章〜6章では、1章で1つのミニゲームを作りながらUnityを使ったゲーム作りの方法を紹介しています。

「Unityってプログラムが書けなくてもゲームが作れるんでしょ?」とか時々聞きますが・・・


そんなわけはない。


確かに簡単には作れるけれども、ゲームの設計方法を知らずに作り出すと、途中から崩壊します。
それを隠して「誰でもすぐにゲームが作れる!!」というのは少々アカンですよ。



ということで、「Unity5の教科書」では、

こうやってゲームの設計をしたら、大概のゲームはワンパターンで作れるよ

という方法を紹介しています。


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もちろん、みんな大好き当たり判定についても説明しています


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そしてUnityの挫折ポイントといえば・・・・


PhysicsとMechnimの2大巨塔!!



とくにPhysicsに関しては、どの入門書でも最初の方に出てきますよね〜

「おお、簡単に物理演算ゲームが作れる!!!」とテンションがあがるものの、

自分の作りたいゲームでいざ使おうとすると・・・・


「どうしたらええんや(´・ω・`)」


という経験は多くの人が持っていると思います。


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「Unity、それすなわちPhysics」という考えが浸透しちゃって

「Physicsを使わねば病」を発症している人が多いです。



使いたくなければ、使わなきゃいいんです。


Physicsを使わなくても超余裕でゲームは作れます!ということもUnity5の教科書の中で説明しています。

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最後の7章と8章では3Dゲームの作り方を紹介しています。

7章ではイガグリを「まと」に投げつけて刺すというシュールなゲームを作ります。


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そういえば・・・・・
7章では、イガグリの3Dモデルを作るのが予想外に楽しかったです(笑)


はい、イガグリ!!


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まじめにいきましょうw



最後の8章ではレベルデザインのお話をしています。

レベルデザインは聞き慣れない言葉かもしれませんが、


「いかにワクワクを継続させるか?」


というお話です。


Unityの参考書ではあまり見かけませんが、
とても大切なお話なので、ページを割いて説明しています。


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これでUnity5の教科書の内容説明は終了です!


「本書を読めば、ドラクエでもマリカーでもすぐに作れるようになる!!」とは言いません(誠実)


ですが


Unityでゲーム作りの最初の一歩を踏み出すには
最適な本には仕上がっていると思います。


ぜひ、本屋で猫を見かけたら手にとってもらえると幸せです。


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2016年7月 北村愛実 


*この記事の猫は私の作ったLIneスタンプ「ゆるふわにゃんこ」より